「少年」くん は、

直島に於ける私の初めての屋外作品。

内心少々照れるけど、

2006年当初の文を以って、作品紹介と致します。

 

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2006年10月、直島というところへ行って来ました。

 

海岸には、大きなカボチャのオブジェ..

丘には、その地形を活かした地中美術館..

隣りの家が一軒まるごと作品だったり..。

 

暮らしにアートが溶け込んでしまった町。

 

ここでさらに、島全体を舞台とした企画展『直島スタンダード2』が

開かれることとなり、12組のアーティスト達がまさに準備に取り掛かる中、

「この時期にいしかわさんの作品が直島にあってほしい。」

という、町の人のリクエストを受け、

展覧会に非公式自主参加することになりました。

どこにも事前情報のない作品に、訪れた人達が困惑するのもまた一興。

つまり、ゲリラなんだけど、

展覧会を主催するベネッセさんや、島の皆さんもむっちゃ歓迎ムードでした。

作品、すっかり馴染んでしまったみたいです。

 

今回の展示は、屋外。

「ローズ化粧品店」のコンクリートの外壁に、毛糸で線画を描きました。

ちょうど、ちょっと座って休めるくらいのベンチがあって、

昔からみんながなんとなく集まったり、仕事の合間に腰掛ける

『いっちょば』とよばれていた所なんだそうです。

作品制作中も、なんとなーく話し掛けられたり挨拶交わしたり..。

 

「集う」ということが、今回のキーワードかな。

 

ここに来て、出会い、ここからまたどこかへ出かける。

何を見て、どんな未来を行くのか...

描かれたのは「少年」くん。でも、彼の姿はここに集うみんなのことかもしれません。

汚染された土壌の再生や、稲作の復活、散逸した石仏の収集・修復など、

この島にはそんな取り組みもあり、失いかけた絆を繋ぎなおすような

小さな具体例を見せてくれた気がしました。

軽く使う言葉じゃないかもしれないけど、やっぱり「希望」を見たいよね。

 

ぜひぜひ直島へ....。

 

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 いしかわ かずはる 直島作品地図

 

 

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