12月です。
今月の「小さな美術室」は、好評につき決定した追加開催。
12月なので、やはりクリスマス関連の造形あそびをやりたくて、「じゃあ、のこぎりで板を切り、クリスマスツリーをつくろう!」と思い、1歳半~6歳の皆さんと一緒に、ギコギコとのこぎりに挑戦しました(1歳半でものこぎりができました!)。

その他にも、ペン画、粘土、のりづけ、シール貼り、絵の具、ボディーペインティング、と毎度のことですが、盛り沢山の内容。
「小さな美術室」は、かなり魅力的な教室だと(自分で)思っております。

小さな美術室を始めたのは、私の子どもが11ヶ月の時でした。
初めはママ友さんとそのお子さんに来ていただいていたので、会場にはヨチヨチ歩きの子や、まだまだハイハイの子もちらほら。主に、新聞紙あそびや舐めても大丈夫なクレヨンでの線あそび、小麦粉粘土などで遊んでいました。

 

始めたきっかけは、もともと20歳から造形教室で働いていたこともありますが、自分自身初めて子育てをして、

・「あ、子どもってこんなに小さくてもいろいろできるんだなあ」ということに気付いたり…

 

・「家が汚れるから、鉛筆も持たせられない」、 「親が美術が苦手だし、何をやっていいのかわからない」と嘆くママ友がかなり多かったり…

 

・「独身のときは、お母さん目線で活動を考えていなかったな」、「親御さんがわざわざ造形教室にお子さんを預ける思いを解ってなかったな」…などの新たな気付きが発端です。

 

プラスの気付きだけではありませんでした。その頃私は初めての子育てにいっぱいいっぱいだったので、

・子どもと一対一で真面目に向き合って、どこか行き詰りも感じていたし…

 

・私の子どもは夜驚症気味だったので、毎晩3時間毎に「ギャー!!!」と奇声を発して暴れる→捕まえる、また暴れる→捕まえる、という作業をやっていて(3歳まで毎晩続くのであった…)、自分も精神的にも肉体的にも疲れて、何か少しでも楽しいことをしたかったし…

 

・日中は子どものお世話をし、寝かしつけた後は夜中に発狂する子どもの、「ギャー!!」と「ギャー!!」の間の深夜の数時間に、材料の画用紙を切ったり貼ったりして、気付けば朝4時ということもしばしば…(でも楽しかったです)

 

そんな生活を続けて3年経ち、気付けば私のイライラと疲れ、誰かに脅迫されつづけているような終わりのない真っ暗な世界の子育て…いつしか夜眠れなくなり、夜になると恐怖で動悸がして自分の心臓の鼓動で眠れない、という具合でどんどん精神的に変になっていったのでした(今だいぶ改善)。

 

かつて私がそうであったように、子どもとの日々にイライラが続いたり楽しむ余白がなくなってしまったお母さんの居場所になりたい、また、子どもは子どもで皆素晴らしいので、お家ではできないようなダイナミックな造形活動をして楽しんでほしい。
そんな考えから「小さな美術室」は生まれました。造形活動の内容はもちろん、子どもの発達や保育のことも学びなおしました。

「小さな美術室」は、すべて子ども中心の造形教室というのは大前提なんだけれども、お母さんのための時間、ということも大切な柱です。

今月、「小さな美術室」は屋号になりました。2019年も活動継続して参りますので、これからもどうぞよろしくお願いします。場所を提供して下さる方、歓迎です。

高あみ

Pin It on Pinterest