「ボサツX」「ボサツZ」

2008年作 , ガラス繊維強化プラスチック , ウレタン塗装 , エアブラシによる彩色 , 各 H167×W55×D54 cm

日本における「おおらかな宗教観*」を批判的に抽出することで、この現代日本でしか出現し得ない仏像が作れるのではないかと考え、この 作品を制作しました。仏像的には福島の勝常寺の日光月光菩薩像、薬師寺の聖観音菩薩像を参考にしています。菩薩を選んだ理由は左右で対になる立ち姿が美しく、日本には多くの菩薩立像の名作があるためです。柔らかな流れや柔和な表情はインドや中国のものと違い、もっとも日本的に消化された仏像の姿だと思います。奈良の大仏、鎌倉大仏などの座像に比べ、造形的に優れたものが多いように思います。

「日本の宗教観をテーマに菩薩像を作った」ということになると思います。

仏教に関すると言うよりは日本の宗教観をテーマに、菩薩という最も日本的に消化された仏像を制作しました。仏教伝来の東の終着点となる日本。そしてアジアではいち早く欧米化と商業主義化を進めたこの現代日本での一つのリアルな仏像の姿と言うことも出来ると思います。

*日本ではクリスマスを祝った一週間後に神社に新年の詣でにゆく。 教会のチャペルで結婚し、子供の七五三には神社にゆき、寺のお墓に入るといった、柔らかい宗教的倫理観と強い商業主義に支えられたミ クスチャーな宗教観が日本にはある。

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