淀川テクニック柴田です。

別府のWS紹介3回目は1月23日飯田小学校で実施した「コラージュ川柳物語」です。

このワークショップはコラージュ川柳を作り、その句からのイメージを動きとして表現するという中々ディープなワークショップです。

まずはコラージュ川柳のとは?という人はこちらから

良いコラージュ川柳は頭の中にその句の情景が浮かぶのですが、最終的にその情景を動きで表現します。

対象は1年生から6年生が混ざった混合グループといういつものマンデープロジェクトの大学生とは一味違うメンバーでした。頂いた時間も1限目~4限目という結構長丁場。

挨拶の後1年から6年混合の縦割りで6グループに分かれてもらい、まずは普通の川柳の説明から入りコラージュ川柳の説明。低学年の生徒には少し難しいかもしれなかったのですが、そこは今回の縦割り班がとても良く機能していて高学年の生徒が低学年の生徒に教えてあげてくれていました。

そして生徒の作ったコラージュ川柳は僕の独断と偏見(笑)で番付されていきます。

中々おもろい句が出てきました(笑)

実はここからが今回のワークショップの面白いところ

コラージュ川柳から一転、突然体を使うミニゲーム「サムシングが転んだ」

「サムシングが転んだ」とはダルマさんが転んだのダルマ以外のキーワードを鬼が言い、そのキーワードから連想される動きでストップするゲームです。
例えば「ドラゴンボールが転んだ!」と鬼が言った場合、鬼が振り返った時、鬼以外の人はカメハメハや太陽拳の動きなど自分の色々なイメージでストップしていなくてはいけません。

ということでとにかく試しにみんなでやってみる。

最初は「犬が転んだ!」「桃太郎が転んだ!」とか「担任の先生が転んだ!」結構わかりやすいところから始まって

で、何回かやっていると何だか聞き覚えのあるキーワードが…
「チョコレートが転んだ!」「恋ダンスが転んだ!」「トランプ氏が転んだ!」

そうです!コラージュ川柳の1フレーズの部分を反射的にポージングすることで、コラージュ川柳を体の動きで表わそうとし始めています。
そしてだんだんキーワードも難しくなっていきます。

「どのくらい?が転んだ!」「絶対にしない!が転んだ!」「欠かせないが転んだ!」
かなり抽象的なフレーズでも鬼が振り返ると同時に、即興でイメージしてポーズを決めていきます。

ひとしきりポージングした後、最後は3人組になり、それぞれのグループが作ったコラージュ川柳からのイメージを動きで表現します。
1フレーズが3フレーズになり、それを3人で協力してコラージュ川柳を動きで表現するという中々難しいワークでしたが、最初に1フレーズの動きは出来ているので比較的スムーズに3人協力体制のアクションが出来ました。

今回のワークショップは出来上がったコラージュ川柳のイメージを頭の中で表し、それを動きとして表現する中々難しい物でしたが、みんな楽しそうに取り組んでくれました。

淀川テクニック 柴田

 

 

 

 

 

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