11月15日
朝から京都で作った関節のパイプに連結する鉄パイプを購入するために那覇の鋼材屋に向かうが、丁度合うサイズの延長用パイプが見つからない。
足の関節に当たる部分の鉄骨だけ京都で作り、真っすぐなパーツは沖縄で調達する予定だったのだが僕の希望する太さの鉄パイプは本土からの取り寄せで一週間以上かかるらしい。
関節と関節の間に釣り竿をつなげる様に関節の内径と鉄パイプの外径がぴったりとはまらなければならないのだが、那覇にある鉄筋屋さんですぐ手にはいる鉄パイプと京都から送った関節は8mmも隙間が空く。
このまま作るとタカアシガニの足がガタガタで自立することすら出来ない、でもとにかく手に入る鉄パイプを買って帰らなければ作業が進まない。
ということでひとまずエイっ!と鉄パイプ購入
関節とパイプの間を埋めるためにゴミ捨て場で厚さ1㎜ 幅20㎜くらいの鉄のテープの廃材をもらう。(ただし後で全然役に立たないことが判明する)
関節とパイプの間を埋めるためにゴミ捨て場で厚さ1㎜ 幅20㎜くらいの鉄のテープの廃材をもらう。(ただし後で全然役に立たないことが判明する)
そして午後からは鳥取からの1人目のヘルプ、タツオさんが那覇空港に到着するので迎えに行く。
タツオさんは普段鳥取で自然農をやっている方で現代アートもゴミも全く関係なし。淀テクの手伝いも初めて。
2週間前くらい前に何人かにヘルプをお願いした時、唯一この早い時期にスケジュールを空けてくれた凄い人(丁度稲刈りも終わってタイミングよかったらしい)
那覇空港に迎えに行くと明らかに観光ではないいでたちの人が立っていてすぐにタツオさんだと分かった。
2週間前くらい前に何人かにヘルプをお願いした時、唯一この早い時期にスケジュールを空けてくれた凄い人(丁度稲刈りも終わってタイミングよかったらしい)
那覇空港に迎えに行くと明らかに観光ではないいでたちの人が立っていてすぐにタツオさんだと分かった。
そこから1時間半かけて名護。
海洋博公園のエメラルドビーチに明らかに不似合いなトラックに黒い鉄パイプを満載して搬入。
鳥取から長靴と腰袋(近所のおじさんに借りたらしい)持参
僕もタツオさんも慣れないながらもとにかく作業、タツオさんはねじ締めをお願いしたらレンチが壊れるかネジが引きちぎれるまで思いっきり締めてくれる真面目気質。
そういえば作業させて頂いている海洋博公園内は、作業時間が朝8時から夕方6時までと決まっていて、それ以降は公園が閉まってしまうので残業はナシ。とにかく時間がない今回の制作にとって結構きつい。
でもその日は作業のペースをつかめていないのと鉄パイプがはまらない問題を抱えていたので早めに名護のメイクマンへ行く。
あまり馴染みはなかったが大阪がコーナンになら沖縄はメイクマンらしい
あまり馴染みはなかったが大阪がコーナンになら沖縄はメイクマンらしい
資材館と生活館があって何でもそろう。
大体作品の技術的な悩みはホームセンターを徘徊していると解決のアイデアが浮かぶ。
ひとまず、4㎜のなまし番線を使ってみようということになった。
ひとまず、4㎜のなまし番線を使ってみようということになった。
ところでこの曲を一度聞いてみてほしい。
メイクマンの店内は永遠にこの曲がループで流れている。とてもキャッチーな曲でメイクマンを出てからもずっと頭の中をこの曲が流れ続け、気が付いたら思わず口ずさんでいいたりして作業の疲れも加わって精神的にやられそうになる。
以後かなりの回数メイクマンに行くことになるのだが、途中からタツオさんはこの曲のせいでメイクマンの駐車場まで行くが店内に入らなくなってしまった。
夜は沖縄のスーパーカネヒデで買い出しをしてタツオさんが鍋を作ってくれる。
僕はその間に西野さんとの作品プペルの粘土模型&PCを使って設計図作り。
本来ならもう少し落ち着いて粘土模型&設計図作成をしたかったのだが今回ばかりはさすがに仕方ない
16日
パイプに昨日買った4㎜の太さのなまし番線を巻いて軽く溶接で引っ付けてみると結構いける
じゃんじゃんつなげて作っていく
カニの胴体を支える為の借りの台座も作る。
一旦胴体を支えて足をつける作戦
色々同時進行