12月に入り8日のプレオープンに向けていよいよラストスパートに入ってきたが、作業現場も2つになり作業はおもいっきり遅れている。。。
どうしたらいいんや~というところでついに最後の助っ人が2人も来てくれる。
一人目は絵描きの吉間春樹君
https://sorarion05.wixsite.com/yoshima-h
絵描きといっても先日から来てくれているでのっちとはまた違うタイプで「スーパーリアリズム」または、「ハイパーリアリズム」「フォトリアリズム」などと呼ばれる手法で絵を描く人で、実は僕の京都造形芸術大学マンデープロジェクトの4年前の生徒だったりする。
現在は関東方面でブイブイ展覧会をしているが、何を思ったかゴミを扱う淀テクの手伝いにはるばる来てくれた。
本人に理由を聞いてみると「時々真逆の事をしてみたくなる」とのこと
僕はだいたい担当が終わったほとんどの生徒は一瞬で顔と名前を忘れてしまい、知らない若者に声をかけられて「柴田さん~年前の生徒ですよ!覚えてますか?」と言われても全く名前を思い出せずいつも恥をかくのだが(ホンマごめんなさい)、吉間君は8年間のマンデープロジェクトの中でも立体把握に秀でているとことで記憶に残っている。
もう一人は古くからの付き合いのある出川くん
京都精華大学の陶芸を卒業して先日までMUDAというパフォーマンスグループにいたが最近は一人になり前回の展覧会「愛の行方」では障がい者プロレスの人と戦うパフォーマンスを行った。
出川君は2010年に初めて淀テクのヘルプで来てくれて、2015年にムジカピッコリーノのスタジオセットや2016年に瀬戸内国際芸術祭の宇野のチヌの作業を一緒にやってくれたりと淀テクの作業をよく知っている。
2010年の当時の写真が出てきた
出川君はアーティスト以外にも舞台美術の仕事もしているので仕事の段取りや工具の扱いも慣れている。加えてリンゴを握りつぶすくらいのパワーと暑苦しいくらいの現場に対する情熱で何を頼んでも全力でやり切ってくれる。
難航していたプペルの針金フォルム作りに吉間君、溶接機とパーツの重さに苦しんでいたタカアシガニに出川君を投入して一気に巻き返しを図る。
カオスな現場。
魚の光らせ実験。
ちょっと見えにくいが魚の上のプペルの針金完成。
実はこの二人に加えて西野さん側からも助っ人の募集があり12月1日~8日までの間を前半後半にわけて男性グループと女性グループが手伝いに来てくれる。
キングコング西野さんのブログ
沖縄集合!
12月1日から男性が4人、5日から女性が7人来てくれることになっている。
実のところホントに申し訳ないのだが、西野さん側からのヘルプにはあまり期待していなかった。
なぜかというと、、、
どんな人が集まるのか僕は全く知らされていないから、、、
プペルを作るといいながら今回は僕がほぼ作っていてお叱りをうけないだろうか?とか戦々恐々としながらまずは男性チームの方々と一緒に作業。
思いのほか皆さんのモチベーションも高く、ぐいぐい作業してくれる。
そして中でも工具を一揃い持ってきていて、プペルの電球の配線も全部やってくれたり、「ゴミが落ちている浜辺はこの辺りですよ!」とかアドバイスしてくれる人がいる。
バナヲさんという方でいつも沖縄の浜辺で拾った漂流物を加工してアクセサリーショップを営まれているらしい。
発見と雑貨の店 ティーチ・ワン
ん!?なんか淀テクと近いものを感じる
なぜ今回のプロジェクトに参加したのか聞いてみると、「ゴミで何か作るらしいから来てみた」そうです(笑)