ブログを始めてはや1週間。
多くの方から3周年&ブログスタートをお祝いするご連絡を頂きました。
濃密で、でもあっという間の3年間。
支えてくださった皆様方にあらためて感謝、感謝です!
そして、スタート時から共に歩んできてくれたアーティストとスタッフが誰一人欠けることなく今も一緒にいてくれること。
これほどの幸せはありません。
みなさん、本当にありがとうございます!
さてさて、今日はユカリアートの活動について少し書いていこうと思います。
ユカリアート・コンテンポラリーは1970年より後に生まれた若手現代美術家のみをマネジメントしています。現在12組、13名のアーティストがいますが一番年上の五十嵐公が1972年生まれ、一番年下の片山大輔が1984年生まれでちょうど干支がひとまわり、12年の中におさまっています。そして私自身もこの世代。
なぜ年齢で区切っているのか?
元々は自然発生的なものでした。
でもそれに気がついた時、意図的にギャラリーの方針としました。
本来アートに年齢や世代は関係ありません。そもそも私は古典好きなんです。ロンドンで学んでいた頃、メッカと仰ぎ毎日のように通っていたのは世界をリードする現代アートのギャラリーではなくNATIONAL GALLERY等のクラシックの名作が揃うミュージアムでした。美術館に一歩足を踏み入れると一気にアドレナリンが出ます(笑)もうあの空間にいられるだけで幸せというのかしら。
現代アートは本来アートの前提としてあるべきはずのクラフトマンシップ(職人技)を忘れコンセプトばかりを重視する傾向に偏ってきたということはご存知の方も多いと思います。ありとあらゆる古典の名作がすぐ手の届く場所にあるロンドンで毎日のように巨匠たちの傑作の御前にいると、現代アートなんて・・・と当時の私は思ってしまったのです。だって便器がポンっ!と置いてあるだけでアートになってしまうんですから、デュシャンは好きですけどね(笑)
でも、ひととおりの学習を終え本格的に仕事をしようという段階にきたとき、クラシックを扱うことに違和感を覚えたのです。
あらあら、長くなってきました。。。
続きはまた次回に!