12月4日
タカアシガニは倉庫内で一旦完成
これで終わりではなくて、ここからがもう一山。
このデカい作品を800m程離れた噴水広場まで移動させなければならない。
実はこの展示場所メッチャいい場所なんやけど物凄い風が強いらしい…
この風問題のせいでギリギリまで展示場所が決まらなかった。
風が物凄いっていっても具体的にどのくらい強いかわからんし、わかったところで構造計算も出来ないので、素人の僕がどう考えても動かんやろ!×5倍くらいの強度で設置ことにした。
地面に杭を打って固定してしまえば比較的簡単なのだが、ここは国立公園なのでそうもいかない。
工事現場とかで見かける4×5の敷き鉄板という500㎏以上ある鉄の板を3枚置いてその上にタカアシガニを設置して溶接で止めてしまうという作戦。
ピンクが敷き鉄板
実は結構最初の方からこの敷き鉄板作戦を考えていたのだが、問題はこの敷き鉄板をどこから持ってきて誰がどうやって運ぶのか?が最大の難関だった。
500㎏の鉄の塊を何人で持てば安全か?とかわからないし、万一落っことしても軽い擦り傷とかでは済まなさそうな重さ。
そして予算もキツキツ(笑)な中、これまた物凄い救いの手が差し伸べられる。
山城建設という会社の山城会長をご存じだろうか?僕は知らなかった!
でもとにかくすごい人。
実は淀テクメンバーが宿舎として利用させていただいていた2LDKも山城会長のご協力だし、加えて今回敷き鉄板とそれを運ぶ作業も全てご協力していただいた。
クレーンが来ていきなり大人の作業になる。
タカアシガニはいったん足を外して運ぶ。
500㎏以上ある敷き鉄板もクレーン一発。
僕の持ってる家庭用100v溶接機ではらちが明かないので、本気の溶接機もお借りする。
まずタカアシガニ設置完了!!!
借りていた溶接機を山城建設さんに返却しに行った出川君から電話がかかってくる。
「山城建設さん動物がいっぱいいてやばいです!!」
プペル&魚も全然終わっていないプレオープン2日前の夜、動物が気になるので行ってみる。
なんか100匹以上動物を飼育されているようで、とにかく凄かった…
動物見過ぎてしまい、その日は夜の12時くらいまで残業。