11月18日
名護の市内の宿舎から海洋博公園へ行くまではタツオさんに運転してもらいながら隣でウトウトしていると「あれなに?」という声に起こされる。

 

なんだこりゃ!!!ということで次の日、少し早めに出発して車を停めて観察。

ゴム手袋にモルタルを持ってよじ登っていたご主人を発見し少しお話を伺うと、最初50年かけて作ろうと思い、それから30年たったが全く完成の気配がない、とのこと。

そしてこの一人サクラダ・ファミリアを見た後すぐに対向車線に天井に草の生えた車が走り去った。早すぎて写真が撮れなかったが、カオスな沖縄の一端を感じた朝だった。

時間は少しもどって11月18日の午前中。
沖縄の大学生のグループが作るLitterati(リテラーティ) 沖縄の人たちと一緒に大浦湾のゴミ拾い。

エイが打ち上げられていた、やっぱ沖縄すごい

Litterati町や(リテラーティ) とは海辺のゴミをみんなで拾い、それにハッシュタグをつけてSNSにアップすることで環境啓発をするアメリカで始まった活動らしく、なにより楽しそうにみんなでゴミを拾う形態が見ていて羨ましい。

最近こういったみんなでゴミを拾う活動を時々目にするようになった。一昨年熊本で展覧会をした時もgreen bird熊本さんとゴミを拾ったり、最近知ったPIRIKA(ピリカ)というゴミ拾いアプリもとても秀逸だ。

淀テクの活動の中で一番骨が折れる素材集め(ゴミ拾い)は、みんなで拾った方が圧倒的に効率もよいし、拾う側のメンバーも拾ったゴミがただ捨てられるだけではなくアート作品の一部になるので拾いがいがある、そして今回のゴミ拾いの後は地元のオジイやオバアがLitterati(リテラーティ) 沖縄のメンバーに公民館でご飯を作ってあげて、メンバー同士の楽しい交流の場にもなっていた。
当然だけど海や町もきれいになるし、一石何鳥やねん!ってぐらいの理想的な活動を目の当たりにした。

僕自身もゴミが集まるだけでなく、色々な人と話をしながらゴミを拾うのはおもろいし別のゴミが落ちている場所の情報をもらったりと利益しかなかった。

淀テクを始めた頃は自主的にゴミを拾っている人などいないし、見た目もそんなにオシャレじゃない(一見ホームレス風な)ので人目をさけて拾っていたが、こういった若い人たちのサークル活動の延長のようなさわやかなゴミ拾いは本当に憧れるし、今後何かの機会があれば是非誘ってほしい。

作業場に帰ってみるとタツオさんが着々とカニの骨組みを作ってくれていて、ほぼ完成。すんごい。

夜グデグデに疲れて宿舎に帰ってそこからプペルの粘土いじり。

今から考えるともう少しプペルと魚の粘土をいじる時間をとっとけばよかったな~と思っている。
ゴミで作品を作るのはとにかく現場で発見したゴミの形を見ながらアドリブでどんどん作っていくのだが、一定以上のサイズの作品になると骨組みとフォルムの入念なシュミレーションが必要になり、それが制作のスピードと完成度を左右することになる。

でも体と頭が一つしかないのでこの時はこれが限界でした、、、まーそれでも最後には完成にはこぎつけたけど今後の課題とします。

 

 

 

 

 

 

 

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