ガレージの屋根には芝生が敷かれ、

中庭から各部屋へ自然光を取り入れる...

空との関係が強く意識された建築・A邸。

 

玄関先には、ちょっとした三角形の緑地。道の向かいに、公の緑地。

平らな大地にまっすぐの道。

旧道と新道とが、やや細めのX字状に交差しています。

 

家を守る壁さえも、スポーンと何かが通り抜けていくような、

ここにある感覚に沿って それが更に拡がっていくような作品にしたいと思っていました。

これがこの作品のコンセプト。

 

家が建つのを楽しみにしていたのは、Aさん家族は言わずもがな。

近所の人も、宅配のドライバーも、ワクワクしていたのだと、住んでから知ったとAさんは教えてくれました。

 

作品制作中、通り行く皆さんから声を掛けられ、

初めて来る町なのに、予め 迎えられていたのだな  と感じました。

大切なご新居に直接描く...。

アイデア練り練りシュミレーションは重ねてきたけれど、本当は、とても緊張していたのでした。

昨日までの雨の予報は外れ、今日は公園でお花見が賑わうほど日差しからも守ってくれる曇り空。

なんだか万事がOK !

ライブ感を以って楽しめたおかげで、頭で考えていたよりもずっといい感じに仕上がりました。

 

 

 

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