「 ローズちゃん 」が登場したのは、1962年。
高島屋のシンボル・薔薇から、洋画家・高岡徳太郎によって考案されたのだそうです。
時に応じて変幻自在、和装洋装、アスリート、様々なファッションを着こなしてきた
小さなスーパーモデルと言っても過言ではないようです。
二子玉川のシンボル・ハナミズキの花をまとったこの姿は、
社内応募でそのアイデアとデザインが選ばれ、
イラストレーターの梅川紀美子さんによってイラスト化されたもの。
そしてこの度、
「 いしかわさんらしい自由な解釈で、アート作品を制作してほしい 」
ということに。
名曲を自分なりに歌うような感覚。
綺麗な白い壁と、新しく用意されたスポットライト、
店内の誠意に満ちた心地よい緊張感と、見守る人々の笑顔。
そんなわけで、渡された楽譜はありつつも、現場で何かが跳ねるような...
線への影響は確かにあったと思います。
携わってみてすごく感じたのですが、「 ローズちゃん 」って
皆さんからとても愛されているんですよね。愛、大切。
壁面に向き合うアーティストも、主役は自分ではなく、この子!
綺麗に描いてあげたいって、終始 思っていました。
※高島屋資料館にて、歴代のいろんなローズちゃんが見られるそうですよ。
>> https://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/index.html