ユカリアート・コンテンポラリーでは2011年8月13日から8月27日まで夏の特別企画として川本史織、五十嵐公によるふたつの個展を同時開催いたします。両作家それぞれが今まさに追い求める写真表現をご高覧頂けたら幸いです。なお節電のため今夏は展覧会をお休みする予定でしたが、スケジュールの都合上今展を開催させていただくことになりました。
貴社媒体でご取材、 ご紹介賜りますようよろしくお願い申し上げます。
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川本史織は独特のスピード感とフットワークの軽さから「まるで音楽を聴くように写真を撮る」と評される写真家です。 近年では特にアキバ(秋葉原)とアキバ系アイドルの撮影に力を入れており、自身が企画段階から関わり、全撮影を担当した図鑑型アイドル写真集も発売されるなどその表現の幅をますます拡げています。
今展では「日常を二次元の世界観で過ごす、秋葉原で働く女の子のポートレイト」を中心に秋葉原に流れる共通の世界観のようなものを表現します。写真、動画等5-15点ほどを発表予定です。
川本史織プロフィール:
https://www.yukariart-contemporary.com/jp/shiori_kawamoto/
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五十嵐はあらゆる物事がめまぐるし進んでゆく現代社会の中で、それを助長するうな強いメッセージによってではなく、見る側に想像という余白を残すようなシンプルなビジュアルで現実の一歩むこうにある悠久なる時の流れをとらえようとする写真家です。
今展のテーマは海と雪。10-20点を発表予定です。
<作家コメント>
音の無いユキの中で自分の体温を感じる。
圧倒的なウミを前に自分が生き物である事を改めて思う。
ウミと陸の狭間に人間の活動を感じる。
ユキに埋れた景色に人間が生きていくことを思う。
どちらもミズなのだ。
五十嵐公プロフィール:
https://www.yukariart-contemporary.com/jp/kou_igarashi/