前回の記事に続き再び奈良のお話!
淀テクの「紅色尖形物見櫓再現(べにいろせんけいものみやぐらさいげん)」が展示されていた国営飛鳥歴史公園を後にした我々一行は10月末に終了した「奈良・町家の芸術祭 HANARART(はならぁと)」でいしかわかずはるが制作した作品を見に歴史的な街並みが残る橿原市八木地区へ。
ナビを頼りに幹線道路を走り、ナビが頼りにならないような細い路地を入っていくと・・・ありました、町屋の続くエリア!みつけました、いしかわ作品!
昔ながらの町屋が並ぶ、まるでタイムマシーンに乗ってたどり着いたような歴史的な街並みに不思議なほどぴったりとはまる、お馴染みの毛糸で描かれたいしかわ作品でした。
実はいしかわ君、奈良のご出身。八木ともう一カ所、御個人宅内なので常時公開はされていませんが大和郡山市以外の作品はHANARART(はならぁと)終了と同時に撤収してしまいましたが、全7箇所で作品を展示したのです!土地を知るいしかわならではのこだわりと、淀テクと同じくこちらも「愛!」がこもった素敵な作品でした。まぼろしの作品たちはアーティスト本人によるレポートをご覧ください!→https://www.geocities.jp/wee_alive/hanarart.repo.html
「飛鳥アートプロジェクト」では石舞台古墳や高松塚古墳など、奈良観光では外すことのできないスポットで現代アートまで楽しむことができ、「奈良・町家の芸術祭 HANARART(はならぁと)」では、イベントがなければ行くことがなかったかもしれない新たなエリアを知ることができました。古いものと新しいものが見事に共存し、ひと粒で二度おいしい奈良の旅!でした。京都と違い新幹線が止まらないのでどうしても訪問の回数が減りますが、また必ず足を運び今度はもっと長く滞在したいと思います。
今年は東日本大震災の発生があり、様々なことを考えさせられましたが、東京以外の都市が元気でないと日本は元気になりません。奈良のふたつのイベントがこの先も続くことを願っています。関係者の皆様、おつかれさまでした&ありがとうございました!
いしかわかずはるプロフィール:
https://www.yukariart-contemporary.com/jp/kazuharu_ishikawa/